バックギャモンルール

本屋とはまったく関係ないですが、ここではUOでもゲームとして存在するバックギャモンのルールを紹介します。
非常に面白いゲームなのですが、何故か日本ではマイナーなので名前は知っていてもルールは知らないという人が多いでしょう。
これを見て少しでもバックギャモンに興味を持っていただければ幸いです。

バックギャモンは西洋双六とも呼ばれ、その名の通りダイスを振ってコマを進めていくゲームです。
しかし運だけのゲームではなく、戦略と確率を利用したゲーム展開が魅力です。
戦略次第では最後の1コマが上がりきるまで逆転が望めるゲームが楽しめるでしょう。

・初期配置



これが初期配置です。
このようにバックギャモンのボードは24個のマスで構成されています。
白のコマは時計回りで1から24の方向を目指し、黒のコマは反時計回りの24から1の方向を目指すことになります。


・動き方

まず2個のダイスを振ります。(UOのダイスなら一度振れば2個の数字が表示されるのでそれでOKです)
そして出たダイスの目に従ってコマを動かします。
この時、1つのコマを2回動かしても、2つのコマを1回ずつ動かしても良いです。

ゾロ目が出た場合は、その目を4回進むことが出来ます。
例えば6ゾロが出た場合、1つのコマを6*4動かしてもいいし、1つを6*2、2つのコマを6ずつでも、4つのコマを6ずつ動かしても構いません。

相手のコマが2個以上ある場所には移動出来ません。(飛び越すことは出来ます)
ただし、相手のコマが1個の場所に移動することで相手のコマを弾き飛ばし、真ん中にあるバー上まで戻すことが出来ます。
これをヒットと呼びます。

ヒットされたコマがある場合は最初にそれを戻さなければ他のコマを動かすことが出来ません。
敵のコマが邪魔で戻れない場合はパスとなります。


・上がり方

自分のインナーボード(上がり位置から6マス以内)にすべてのコマを集めれば上がることが出来ます。
白の場合は19から24、黒の場合は6から1です。
もし上がっている途中に相手にヒットされた場合は、そのコマが再びインナーボードに戻ってくるまで上がることは出来ません。

ダイスの目より大きい数字のポイントにコマが無い場合は、一番大きいポイントから上がることが出来ます。
例えば、黒のコマが1のポイントと2のポイントにしかない状態で4の目を引いた場合は、
2ポイントにあるコマを上がらせることが出来ます。


・勝ちの種類

バックギャモンには勝ち方が3通りあります。
相手より先に上がり、その時に敵のコマが1つでも上がっていたら普通の勝ちになります。
敵のコマが1つも上がってない状態で上がりきることはギャモン勝ちといい、これは2倍勝ちになります。
ポイントマッチの場合は一気に2ポイントを得ることが出来ます。
シングルゲームでもgpを賭けていた場合などはそれを2倍にすればいいでしょう。
敵のコマをヒットしているか、もしくは自分のインナーボードに敵のコマを残したまま
上がりきった場合をバックギャモン勝ちといい、これは3倍勝ちになります。


・ダブルの使い方

バックギャモンでは自分の番でなおかつダイスを振る前ならば、ダブルの宣言が出来ます。
ダブルの宣言を受けたプレイヤーはそれを受けるか、そのゲームを負けにするかを選択しなければいけません。
これもポイントマッチか賭け勝負にしか使わないものですが、うまく使えば一気に2ポイント得られるだけでなく、
勝ちが見えた試合を延々と続ける必要がなくなるので非常に便利なものです。
最初のうちは使いどころに迷うと思いますが、是非使いこなしましょう。


・確率、戦略の解説

ここまでを理解すればとりあえずゲームは出来ます。
しかし、ルールを読んだだけではバックギャモンの奥深さが伝わりにくいので、ここで少々解説させていただきます。

バックギャモンでは敵のコマから6マスのポイントを境目にヒットの危険度が大きく変わります。
理由はもちろん7以上の目はコンビネーションでしかヒット出来ないのに対し、6マスまでなら直接ヒットに行くことが可能だからです。
特に敵コマから6マス離れた位置は非常にヒットの確率が高いです。
ダイスを2つ振ったときに出る目は36通り、その中で6ポイントのコマがヒット出来る目は

シングル 1-6、2-6、3-6、4-6、5-6、6-6、6-1、6-2、6-3、6-4、6-5の11通り、
コンビネーション 1-5、2-4、3-3、4-2、5-1、2-2の6通り。

つまり合計で17/36、実に50%近い確率が期待出来ます。
これを利用し、黒が18のポイントに自コマを配置しておく戦法があり、これをバーポイントゲームと呼びます。
初期配置では12のポイントに白コマが5個ありますので、これをヒットする事を目的にした戦法です。
もちろん6マス以内なら6ちょうどほどではないにしろ、
ヒットの期待値はかなりの物になるので相手は迂闊にコマを進めることが出来なくなります。
しかし、この手の作戦はゴールから遠い位置に自コマを残すことになるので、
ヒットを狙うか早々にすれ違ってレースに持ち込むかの判断が重要になります。

もう1つ、プライミングゲームと呼ばれる戦略を説明したいと思います。
これは自コマが2個以上あるポイントを6マス以上続けて作る物で、
完全に決まれば相手のコマに動くことを許さないままゲームを進めることが可能な作戦です。
しかし、ダイスの目によりプライムを崩すことが余儀なくされることも多いので、難易度は高いです。
また、プライムを作ることのみ考えていてもゲームには勝てないので、これも見極めが肝心です。

これはあくまでも数ある戦略のうちの一部です。
何度かゲームを楽しんで、自分に合う型を見つけるのが一番でしょう。
ただ、バックギャモンはあくまでもダイスによるランダム要素のあるゲームなので、臨機応変に行くことが重要です。


以上、基本的なルールから戦略までをざっと説明してみました。
より突っ込んだ詳しい説明は専門のサイトを覗くか、書店に行って本を探しましょう。
実際にやってみればわかりますが、バックギャモンはゲームをするたびに発見がある素晴らしいゲームです。
これを読んで一人でもプレイヤーが増えれば何よりです。

麻雀なんかに負けてなるものか(´・ω・`)